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心と身体をほぐす風鈴ミュージック

風鈴演奏家。聞き慣れない言葉ですが、
ケーナなどの民族楽器とともに、風鈴を楽器として取り入れて
演奏活動をしている吉田慎さんの肩書きです。
夏の風物詩が奏でるかろやかな音色は、
リラックス効果の高い、とても優しい音楽を創り出します。

風鈴が持つゆらぎの音が安らぎを生む

暑い夏を涼しく過ごために、古くから日本人が愛用してきた風鈴。風に吹かれて奏でるかろやかな音は、風のさわやかさをそのまま音に変えたようです。
風鈴演奏家の吉田慎さんは、この風鈴を使って音楽活動を展開しているミュージシャンです。さまざまな風鈴をドラムセットのように並べて、シンセサイザーの音に合わせて演奏します。風鈴は時には旋律を奏で、時には打楽器のように使いますが、その音楽はまさしく癒しの音楽です。

「大きくなったり小さくなったり……一定ではない連続した揺れのことを〝ゆらぎ〞と言いますが、風鈴の音は、1/f(エフ分のいち/fは周波数=frequency)のゆらぎを持っています。人の生体リズムや自然界には、1/fのゆらぎがあると言われていて、風鈴の音色のほか、川のせせらぎや虫の声など自然界にもあるものです。これが私たちを安らいだ気持ちにしてくれます」

実際にライブに参加すると、心地良さに、そのまま床に横になってしまいたい気分になります。
「私のライブは、リラクゼーションがひとつの目的ですので、曲の終わりに拍手は要りませんし、心地良くなったら曲に合わせて身体を揺らせたり、寝てしまってかまいません」

小さいお子さんなどはすやすやと寝入ってしまうそうです。吉田さんは、音楽を聴いて心や身体を刺激し、リラックス効果を得る音楽療法も行っているのです。

演奏に使っている風鈴は、江戸風鈴、南部風鈴、小田原風鈴……、材質もサヌカイトや真鍮、竹炭、火箸を使ったもの……と色々です。海外のものもありますが、そのほとんどが棒状の金属などを下げたウインドチャイムタイプで、吉田さんによると「日本のように材質、カタチ、音色などがこれほどある国はない」そうです。日本は、風鈴の国なんですね。

何かと忙しい日々、「最近ちょっと疲れてるかな」と感じたときに、風鈴ミュージックでリフレッシュしてみてはいかがでしょう?



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